「ピアノが弾けたらかっこいいなぁ~」、「隣のお姉さんのようにスラスラ弾きたい!」、「幼稚園の先生になりたいからピアノ習おうかな♪」など皆さん様々な思いを持ってピアノ教室を探されますよね。

私は、姉がカワイのグループレッスンに通っていたので、いつも付いていっていたのを思い出します。そして、一緒にカスタネットをしたり、タンバリンを叩いていました。

現在はカワイ、ヤマハ、個人の先生などたくさんピアノの先生がいてかえって、どんな条件で選んだら良いのかがわからなくなってしまいますね。では、どんなことを念頭に入れて先生を選んだら良いのかを私なりにご紹介します。

■ 目次

インターネット?新聞広告?それとも・・?

新しく習うピアノ、ワクワクしますよね。「どんな先生かな?」、「怖くないかな?」、「やっぱりワンピースとか着てるのかな?」などワクワクする半面、ドッキドキですよね。

私が習っていた先生はいつもワンピースでキレイな先生でした。「ピアノの先生はキラキラしていて憧れ♪ピアノの先生とはそういうイメージ」と思い込んでいたので、私もワンピースで教えるようになっちゃいました。

今はインターネットの時代なのでピアノ教室をネットで探す方がとても増えていますが、あえて、公開していない隠れた先生も多いんですよ。

もう何年も前の話ですが、無料の新聞広告で生徒募集をしたときがあり、新しい生徒が何人か増えましたが、反面「いたずら電話」の嵐でした。自宅の番号にはかかってこないのに、携帯電話には無言電話が増えたり、「・・ピアノ教えて・・」と低い男性の声でボソッと言われたりしました。

気持ち悪さでそれ以来は新聞広告に絶対載せないと決めた苦い経験があります。

個人の先生が、ホームページを開設することも多くなりましたね。先生の写真が見れたり、習っている生徒の風景が見れたり、発表会の様子が見れたり、なんとなく楽しそうでインスピレーションで決めちゃうかもしれないですね。

過去にホームページを作って公開していたことがありますが、頻繁に情報を新しくしていないといけない気がしてストレスがたまっていました。日々のブログを更新したり何かと雑用も増えてしまいました。Facebookも登録していると毎日開かないと気になってしまう症状が出ませんか?

もう、中毒になっちゃってるんですよね。いっそのこと、facebookもホームページもやめたらすっきりしました。

では、ホームページも公開していない、新聞広告で生徒募集もしていない先生はどうやって生徒を増やしているのでしょうか?正解は、今習っている生徒からの「口コミ」なのです。

「同じクラスの〇〇ちゃんが習いたいと言ってるよ」と言ってくれたら大歓迎!!今習っている生徒からの紹介なので、先生側も安心です。

教室には通いますか?出張を選びますか?


大半の先生が、体験レッスンを行っているのではないでしょうか?体験レッスンは、生徒はもちろんのこと、実は先生だってドッキドキ。お互い初対面同士は誰だって緊張しますよね。先生は、生徒が喜んでくれるようなレッスンをするために準備をして待っています。

まずは、その先生の教室が自分の自宅から通える範囲かを見極めます。バスで行くのか車で送り迎えをするのか徒歩で行けるのか、それとも先生が出張レッスンをしてくれるかもしれません。体験に行くときにどれくらいの時間がかかるかを測ってみてくださいね。

私は基本的に出張レッスン派です。今の時代は、共働きが増えているので、仕事に行っている間に先生が来て子供のレッスンを終わらせてくれているなんて、親御さんにとっては送り迎えもしなくて良いし、とっても効率的でラクチンですよね。交通費もお月謝にプラスでかかりますが、格安の先生が多いようです。

教室の決まり(おたより)があるか

体験に行かれた時に、教室のおたよりがもらえたらわかりやすいですよね。

「お月謝について(年齢やレベルによってお月謝が変わってくるのか)」
「出張レッスンはあるのか(交通費はいくらかかるか)」
「何分レッスンなのか(年齢やレベルによって時間が変わってくるのか)」
「休んだ時の振替レッスンがあるのか(先生の都合の場合と生徒の都合の場合)」
「発表会はあるのか」
「年に何回レッスンなのか」
「グレード試験は受けれるのか」
「コンクールは受けれるのか」
「ピアノ以外のギターやヴァイオリンなどは教えれるのか」、
「歌は教えれるのか」
「ソルフェージュの時間はあるのか」
「リトミックは教えてくれるのか(幼い妹や弟がいる場合、兄弟で習えるポイント)」

などなど、いろいろ細かく書いているおたよりだったら最高ですね。私が教え始めたときは決まりを特に決めていなかったので、結構生徒の都合に振り回されていたんです。生徒がうっかりレッスンを忘れて休んだときも振替レッスンを入れてあげたり、何か月もお月謝を滞納したり。なんと最高一年も!

決まりを決めていなかった私もなぁなぁだったので、けじめをつけるために3月中旬には、これから一年の教室の決まりのおたよりを渡すようにしたら、ぴったりと振替がちの生徒は心を入れ替えました。

自分のある程度の希望も考えて体験レッスンに行かれると思いますので、お子さんが体験レッスンをしている間に、教室の決まりを見ながら確認できると良いですね。

親御さんにはどのような希望がありますか?


「知っている曲、(童謡)(アニメ)(ジブリ)(好きなアーティストの曲)などを弾けるようになってほしい」
「クラシックをバリバリ弾けるようになってほしい」
「音大に行って、音楽の先生になれるまで頑張ってほしい」
「コンクールにバンバン出場して、日本一のピアニストになってほしい」
「子供の好きなように楽しく弾ければ良い」
「ピアノの先生や幼稚園の先生になってくれたら良いな」
 
などなど、様々な希望をお持ちですよね。とにかく、「先生にお任せます!」という親御さんもいますが、その方が先生としては嬉しかったりして。

まとめ


 *ホームページや新聞広告で探してみる
 *ピアノを習っているお友達の先生の体験レッスンを受けてみよう
 *グランドピアノを弾きたいなら教室へ習いに行く(アップライトの教室もあります)
 *ラクチンを重視に先生にお任せしたいなら出張レッスンをしている先生を探す
 *教室の決まりをチェックしよう
 *希望に沿ってくれる先生かどうか

メリット、デメリットは必ずつきものですが、インスピレーションも大切ですよね。あなたが、「この先生に習いたい!」と思えるステキな先生に出会えますように。



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