私のピアノの恩師はレストランでジャズ演奏を長年続けていました。私はまだそのころは高校生だったので、高級レストランに聴きに行ける訳もなく「先生はすごいなぁ~☆」という憧れの存在でした。

クラシック一本でレッスンをしてきた私も、ジャズが好きな先生の影響で、ピアノの発表会では普段はほとんど聴いたことがないジャズの曲を勧められて、「え~!私がジャズを弾くの!?」と不安がいっぱいながらも比較的易しく弾ける「いそしぎ」、「スターダスト」を演奏しました。

そのときはじめてジャズの楽譜を見ました。クラシック一本で習っている人はジャズの楽譜を見ると「なんじゃこれ~」って感じですよ。不協和音もあるし、クラシックとは全然違う音色続きで最初は全然なじめなかったんです。

人それぞれセンスがあるので、楽譜を見ないで自分で即興演奏する人のジャズはもう私にはチンプンカンプン。頭の中がスパゲティでいっぱい??みたいな感覚に陥ります。
ぐちゃぐちゃってこと(笑)。

クラシックも演奏者によって聴こえ方は全然違いますが、ジャズはもっと不思議~!アレンジによって易しくも出来るし、難しくも出来るし、私は即興演奏が苦手なので即興演奏が出来る人の頭の中を覗いてみたい!

今回は、独断と偏見で私が好きなジャズの曲のおすすめをご紹介しますね。

一押し定番曲

星に願いを(When You Wish Upon A Star)リー・ハーライン作曲

ディズ二ー映画「ピノキオ」の主題歌です。聴いたことがない人はいないくらい超有名曲ですよね。家族でレストランに来ている場合、子どもたちに向けて演奏すると喜んでくれます。

余談ですが、邦画「星に願いを」はご覧になられたことがありますか?北海道函館オールロケ、主役は竹内結子さんと吉沢悠さん。ハーモニカを演奏する吉沢悠さんが印象的でした。サウンドトラックも買うくらいハマってしまった映画です。看護師をしている竹内結子さんが障害を持っている吉沢悠さんに奇跡を起こしたいという願いを込めている映画なので「星に願いを」というタイトルになったのかな?と思っています。

いつか王子様が(Someday My Prince Will Come)フランク・チャーチル作曲

ディズ二ー映画「白雪姫」の主題歌です。白雪姫が、パーティで小人たちから芸を頼まれて他国にいる王子様への想いを歌うときの曲です。この曲を演奏するときは愛する人たちへの感謝の想いを乗せて弾くようにしています。

虹の彼方に(Over The Rainbow)ハロルド・アーレン作曲

ミュージカル「オズの魔法使い」でジュディ・ガーランドが歌った劇中歌です。主人公のドロシーが愛犬と一緒に竜巻に飛ばされて別の世界のオズの国に迷い込んで、おうちへ帰れる方法を探しながら旅をしているお話です。

ミュージカルは、素晴らしいですよね。特に「モーツァルト!」の主役を演じた中川晃教さんに感動して以来、ミュージカルの虜になってしまいました。

不思議の国のアリス(Alice In Wonderland)Main Title サミー・フェイン作曲

ディズ二ー映画「不思議の国のアリス」の中にはたくさんの曲が使われていますが、この曲は主題歌になります。

原作者はルイス・キャロルです。原作者は、身体の一部の大きさが変わっていくような錯覚を感じたり、物のサイズや距離感がわからなくなったりという「不思議の国のアリス症候群」という病気を患っていた可能性があるといわれています。

Slow曲

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(Fly Me To The Moon)バート・ハワード作曲

日本語で、「私を月につれて行って」という意味になります。シナトラがこの曲を発表したときにアメリカ合衆国はアポロ計画の真っ最中、アポロ10号、11号にこの曲のテープが積み込まれて流れていたそうです。本当に、月に連れて行ったんですね。

我が心のジョージア(Georgia On My Mind)ホーギー・カーマイケル作曲

アメリカ合衆国の南部にあるジョージア州の州歌になっています。コーヒーのコマーシャルでも流れていましたね。

私の恩師が好きな曲の一つでした。中学生の頃の私にはまだ難しかったんですが、恩師が好きだと聞いてから隠れて練習してたこともあったなぁ。

スマイル(Smile)チャールズ・チャップリン作曲

映画「モダン・タイムス」で使用されたインストゥメンタルのテーマ曲です。マイケルジャクソンのお兄さんが、マイケルジャクソンの追悼式で彼の好きな曲と知って歌ったそうです。

ゴスペルを習っていた時にスマイルを歌ったことがあります。柔らかいこの曲の雰囲気にぞっこんでした。歌詞の意味は、「泣いていても何もならない、笑っていれば何とかなるさ」という内容です。笑顔の人には福が訪れると言いますもんね。

ソー・イン・ラブ(So In Love)コール・ポーター作曲

ミュージカル「キス・ミー・ケイト」の劇中歌です。日曜洋画劇場のエンディングテーマ曲として使用されていました。淀川長治さんの「さよなら、さよなら、さよなら」という口癖が思い浮かびます。

ムーン・ライト・セレナーデ(Moonlight Serenade)トロンボーン奏者、グレン・ミラー作曲

グレン・ミラー楽団のバンドテーマ曲とされています。映画「スウィング・ガールズ」でも使用されました。お酒や車のコマーシャルのバックでも流れている曲です。

テネシー・ワルツ(Tennessee Waltz)ピー・ウィー・キング作曲

恋人とテネシー・ワルツを踊っていたら友達が来たので恋人を紹介したら、その友達に恋人を盗まれてしまったという内容を歌った曲です。杏里さんの「悲しみが止まらない」という曲も同じような内容を歌った曲ですよね。切ないなぁ~。テネシー・ワルツは綾戸千絵さんが歌っているイメージが強いです。

Midium Slow曲

カーニバルの朝(黒いオルフェ)(Manha Do Carnaval)‹La chanson D’ Orphee›ルイス・ボンファ作曲

映画「黒いオルフェ」の主題歌です。最初はサンバ曲だったのが、ボサノヴァとしてカヴァーするアーティストが多いです。

チュニジアの夜(A Night In Tunisia)トランペット奏者、ディージー・ガレスピー&ピアニスト、フランク・パパレリ作曲

アフロと4ビートのリズムの組み合わせでなんだかゾクゾクするエキゾチックなこの曲に惚れ惚れ~。ラウンジでは、外国人にチュニジアの曲をリクエストされたことがありました。外国人はダンスホールなどで踊る習慣がありますよね。ダンスには持って来いの曲です。

Rubato

テイク・ファイブ(Take Five)ポール・デスモンド作曲



4分の5拍子という変わった拍子なので、演奏しづらいんですがかっこいいんですよね。
唐沢寿明さんが主演のドラマ「TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~」の中でJUJUさんがジャズシンガー役として初出演したんです。そのときに歌っていた曲がテイク・ファイブ。

歌詞の意味は、「5分間だけでいいから休憩しようよ」、「5分間だけ僕に付き合ってよ」という内容です。だから5拍子を使用したんですね。面白い!

シング・シング・シング(Sing Sing Sing)ルイ・プリマ作曲

スウィング・ジャズです。映画「スウィング・ガールズ」で使用されトロンボーンやトランペット、サクソフォーン、ドラムなど吹奏楽で演奏するイメージが強いですよね。

スペイン(Spain)チック・コリア作曲



哀愁漂うメロディのスローなテンポから始まり、急に全然違った曲に乗り移ったかのように変化する曲です。ギター奏者がよく演奏するのを耳にしますが、ピアノソロでも歌が入っても超かっこいいんです!

自分一人では弾いていてもまだレストランでは演奏出来ていないので、近いうち披露できるように練習しよっと♪ここでは平原綾香さんのバージョンを聴いてみてくださいね。

まとめ


スタンダードなジャズ以外にもクラシック曲をジャズにアレンジした曲も好きです。スタンダード曲だと粗が目立ちやすい・・なんてね。たくさん原曲を聴かないと演奏するのが難しいのがジャズかも?いろんなアーティストの演奏を聴いて、かっこいい演奏出来たら良いなぁ♪


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