「トロンボーン」の記事一覧

「火祭りの踊り」だけじゃない!ファリャ「恋は魔術師」炎の名曲解説と名盤ランキング。「夫の束縛が煩わしくて・・」燃えよトランペット奏者!  

小曲のコンサートなどで単独で演奏されることの多い名曲「火祭りの踊り」。この曲の冒頭はヴィオラと低音のクラリネットがひたすらトリルを続け、炎がメラメラと燃える様子が見事に表現されています。しかしこのアンサンブルがなかなか難・・・

チャイコフスキー交響曲第5番ホ短調OP64名曲解説と名盤ランキング。トランペットにアシスタントは必要か?こんなこといいな!できたらいいな!  

オーケストラのトランペット奏者にとって比較的近代のオーケストラ曲を演奏する際に考えなくてはならない問題に、音量のバランスというものがあります。 もともとトランペットは大きい音量の出る楽器ではありますが、フル編成のオーケス・・・

マーラー交響曲第1番「巨人」解説と名盤。立ち上がれトランペット奏者!ホルンとともに!花の章とハンブルク版も紹介。マーラーの原点ここにあり!  

「隊長…あの作戦は決行するでありますか?」 「時が来たら合図で知らせる。心して待て」 薄暗いステージ袖、トランペット吹きである私はホルンの首席奏者にある作戦決行の指示を仰ぎます。本番前の緊張感漂う舞台裏。これからどんなに・・・

リムスキーコルサコフ「スペイン奇想曲」作品34名曲解説。吹奏楽でも人気曲。トランペットのinAは怖くない!もう一人のオーケストラの魔術師  

今日はとあるオーケストラ曲のリハーサル練習。トランペットパートは曲の冒頭からスペイン風のカスタネットを思わせるリズムの刻みを奏します。単純なリズム伴奏ですが、この伴奏が木管楽器のメロディーを鮮やかに際立たせます。これが実・・・

マーラー交響曲第2番ハ短調「復活」名曲解説と名盤。トランペット奏者よウルトラハイCをキメろ!マエストロと呼ばれる指揮者。角笛3部作。  

「そのような発音では全くダメ!お客さんには聞かせられない!」 とあるリハーサル会場。合唱隊が歌いだすとすぐに指揮者から厳しい指摘が飛びます。グスタフ・マーラーが作曲した第2番交響曲、第5楽章後半。いよいよ合唱が入り最後の・・・

祭りだ祭りだ!レスピーギ交響詩「ローマの祭り」名曲解説。時空を越えた祭典。トランペット奏者、客席で!舞台でドンチャン騒ぎ?!  

夏の晴れた美しい夕暮れ。地平線近くのオレンジ色と、まだ染まっていない青空とのコントラストが鮮やかだ。はるか上空を飛行機雲が流れて行く。その更に上の青い空には白い月が見えている・・・ 美しい夕日を見ながら私は高級本革ソファ・・・

ジャズとクラシックの融合!ガーシュウィン「ラプソディーインブルー」名曲解説。青年作曲家に突如課せられたアメリカンドリームとは?ワウワウトランペットとは?  

1920年代アメリカ。タバコの煙も漂う、とあるビリヤード場にて。 一人の青年が新聞を読んでいると、ある記事に目が止まりました。 アメリカのビッグバンドジャズ界をリードするポール・ホワイトマンが新たなコンサートライブをリリ・・・

吹奏楽でも人気!もう一人の管弦楽の魔術師レスピーギの交響詩「ローマの松」名曲解説。松が見た悠久の古代ローマとは?トランペット超絶技巧曲!  

私がまだ中学生の頃、全日本吹奏楽コンクール支部大会でのこと。とても幻想的で圧倒的なパワーの音楽に出会ったのでした。 この世の音とは思えない宝石のようなきらびやかな音で曲は始まります。突如荘厳な曲調になったかと思うと美しい・・・

ボロディン「ダッタン人の踊り」名盤解説。CMや吹奏楽でも有名!トランペットのタンギングが速すぎて・・・そんなときはこれ!  

私の知り合いのある小学校の先生は、音楽の先生ではないのですが、非常に音楽の才能がある人でした。その学校にあった音楽クラブの発表会ためにボロディン作曲の「ダッタン人の踊り」を演奏することになり、元々あった鼓笛隊用の編曲版に・・・



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