ピアノを弾く人であれば、憧れる人も多い作曲家のひとりが、フレデリック・ショパン(Frédéric François Chopin/1810 or 1809-1849)でしょう。 多くの有名な曲を世に残しているショパンです・・・
まめ太 の記事一覧
プロフィール
はじめまして!広島県在住でカープをこよなく愛する「まめ太」と申します。
生まれも育ちも広島県内ですが、結婚を機に広島市内に住み始めました。
同じ県内ですが、やはり市内はどこもかしこもカープ一色です!
シーズン中は楽しくて仕方ありません!
時々記事の中で広島弁が出てくることもあるかもしれませんが、ご容赦ください(笑)
大学を出てからは、小学校の教師をしていました。
その後、金融機関に転職。
結婚したあと退職し、現在は3歳と0歳の2人の男の子を育てる主婦をしています。
19○○年、ピアノ営業マンの父とピアノ講師の母との間に生まれました。
幼い頃から音楽にあふれた環境で育ってきたこともあり、音楽とは切っても切り離せない関係でした。
父がハワイアンのバンド活動をしていたこともあり、ハワイアン音楽も大好きです。
父は10年ほど前に亡くなったのですが、時間さえあればウクレレで『ラ・クンパルシータ』を演奏しながら口ずさんでいました。
そのため、『ラ・クンパルシータ』は今でも私の中で父のテーマソングであり、この曲を耳にすることがあれば、父がウクレレを弾きながら歌っている姿を思い出します。
大学時代に抱えていたコンプレックス
3歳からピアノを習い始め、大学は音大に進学しようと考えていました。
しかし、「小学校の先生になりたい」という夢を捨てきれず、大学の教育学部に進学、音楽教育学を専攻しピアノゼミに所属していました。
大学の先生は、「うちのゼミは音大と同じレベルの内容をやるから、覚悟しておくように」と言われていたのですが、その言葉どおり、初等教育の音楽とは思えないほど充実した勉強をすることが出来ました。
声楽、ソルフェージュ、楽典は大の苦手でしたが…。
当時はアルバイトでピアノの講師もしており、音楽漬けの楽しい大学生活を送っていました。
ただ、ピアノを続ける上での私の最大の悩み・・・それは、あまりにも手が小さいこと!
精一杯手を開いて、やっとオクターブが届くほどです。
そのため、弾きたいのに泣く泣く諦めた曲は数知れず…。
もともと力強く激しい曲が好きなのですが、私の手だと、決めたいところでどうしても余計な音が入ってしまうのです。
かと言って余計な音が入らないように慎重に弾くと、今度は「ジャーン!」が「シャーン」となって、まったく迫力がなくなってしまう。
そのため、先生からはいつもしっとり流れるような曲ばかり勧められていました。
少しでも手を開きやすくするため、お風呂に浸かって毎日毎日指のマッサージをしていました。グググッと力と憎しみ(?)を込めて。
一時期は、大学卒業後に音大に進学したいと思っていたので、手の手術を本気で考えたこともあります。(手の小さなピアニストは手術をして対処しているというあの噂、本当なのでしょうか…)
ですから、手が小さくて、「弾きたい曲が弾けない…」とか、「もうピアノなんか嫌いだー!」と思っている方。
その気持ち、とてもよくわかります!ほんっとーにわかります!
大学の中間試験のときには、シューベルトの『即興曲 作品90-1』に取り組んでいたのですが、「ジャーン!」でやはり余計な音が入っていました。
先生からは、「課題はここだけなんだけどねぇ。どうしても『ジャーン!』が決まらないわねぇ」と言われ、試験の直前で『作品90-4』に変更しました。
卒業演奏会では、リストの超絶技巧練習曲の1曲『狩り』に取り組んでいました。
しかし、2ヶ月ほど練習してもやっぱり『ジャーン!』が決まりません。
結局このときも、課題曲を『ため息』に変更しました。
先生はとても優しい方で、「あなたはピアノを歌わせることが出来るから」と言って励ましてくださっていたのですが、本当に悔しい思いをしてきました。
そういった悔しい経験から、手の小さな私はどのようにして弾いていたのか、どんな工夫をしていたのか等、記事の中で紹介出来ればいいなと考えています。
これからの野望
そんな私ですが、人生最大の目標があります。それは、いつか『ラ・カンパネラ』と『ハンガリー狂詩曲 第2番』を弾けるようになること!
プロのピアニストでさえ難しいと言われている曲ですが、これまでの集大成として弾いてみたい憧れの曲です!
『ラ・カンパネラ』は独身時代に独学で挑戦していたのですが、オクターブ下の音を弾きながらの右手の高音トリルや、終盤の盛り上がりなどは本当に難しいです。(それ以外にも難しい箇所満載ですが…笑)
無謀な挑戦であることはわかっているのですが、子育てが落ち着いたら、ゆっくりと挑戦してみようかなぁと思う、今日この頃です。
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