ジングルベル~ジングルベル~鈴が鳴る~♪が似合う季節がやってきました。街中はイルミネーションやクリスマスの飾りつけで楽しい雰囲気。BGMはもちろんクリスマスソング。定番の楽曲から、ジャズ風にアレンジされた楽曲等、様々な楽曲たちが、街を彩ります。
ここでは、定番のクリスマスソングをご紹介、と思ったのですが、少し違う切り口で…
クリスマスソングによく使用される楽器、逆に言うと、この楽器を使うと、クリスマスっぽい、ってな楽器たちを、楽曲の紹介と合わせて私なりにご紹介させて頂きます。
余談ですが、最近は、ハロウィンも定着してきましたね~外国の文化も柔軟に取り入れちゃう日本。ハロウィンが終わると、街はクリスマスムード。これからも、洋風な行事が増えてくるんですかねぇ。
さてさて、余談はさておき、さっそくその楽器たちを一挙にご紹介♪
スレイベル
これ、定番。鈴が鈴なり(おっダジャレ)にくっついてる楽器。シャンシャンと鳴るあの音は、サンタさんがトナカイをひいてやってくるときの効果音的な音。スレイベルは本格的な楽器ですが、小学校や幼少の頃に誰しも使った事のある、持ち手のある鈴、あれも、似た音がしますね。トナカイさんの首元の鈴のイメージなのでしょうか。アマゾンでも販売されていました。本格的なものになると、重さもそれなりにあるようですね。
ベル
教会のベルのイメージ。大きなベルが鳴る音は厳かな雰囲気を醸し出しますね。結婚式で、幸せいっぱいのカップルが、ライスシャワーを浴びながら教会からでてくるイメージにもかさなりますし、クリスマスの雰囲気にもぴったりです。音はこれ。効果音収録のアルバムより。
ストリングス
バイオリンやビオラ、チェロなどの弦楽器の総称。楽曲のイントロ等で、ストリングスの音色が美しく響くと、日頃、汚れきった私の心も…清らかにしてくれる気がします。何といっても、クリスマスは聖なる日、ですからね。参考楽曲
アルバム「メリークリスマス」(ヴォーカル:ナット・キング・コール)に収録。一曲目のザ・クリスマスは、イメージにぴったりな感じです。
ビブラフォン
ジャズの名曲、(ザ)クリスマスソングでも使用されている、あの音。強弱の利いた素敵な音色は、しんしんと降りつもる雪を連想します。打楽器のカテゴリーではありますが、どちらかと言うと、ピアノ等の鍵盤楽器に近いようなフレーズが生まれやすい気がします。下記にご紹介する楽曲でも、メロディアスなフレーズが素敵すぎます。参考楽曲
アルバム「カフェ・ジャズ・クリスマス」(オスカー・ピーターソントリオと一緒に、ビブラフォン奏者のミルトジャクソンが演奏)でその素晴らしい音が聞けます。
ピアノ
ちょっと偏った見方かもしれませんが、私の独断と偏見だと、ピアノのたかーい音は、クリスマスのイメージに合う、と思います。って完全に、マライアキャリーのあのクリスマス楽曲のイメージです。参考楽曲
アルバム「メリー・クリスマス」(マライア・キャリー)の二曲目に収録されている、恋人たちのクリスマス。
マライア・キャリーによる、王道クリスマスソング。三連音符のきらきらした感じが、クリスマスのわくわくする気持ちを盛り上げてくれます。
パイプオルガン
とてつもなく大きな楽器です。教会全体が楽器、みたいなイメージで、一生のうちにこの楽器に触れる機会がある人はそうそう居ないのではないか、と思います。結婚式等でも使われる(実際の楽器は大きすぎるので、一般的にはシンセサイザー等で再現された音を使用する事が多いです)この音色。まさしく、アーメン。悔い改めなさい、懺悔するのです、といったイメージです。…悪い事はできないですな←どんな、悪いことしたの…アルバム「パイプオルガン・クリスマス」
以上、クリスマスソングで使用されがちがな楽器を、私なりの意見でご紹介させていただきました。楽器の持つイメージって、改めてすごいな、と感じた次第です。その楽器の音色を聴くと不思議とイメージがわいてきて、聴く人の想像力をかきたててくれますね。
もうすぐクリスマス。王道のクリスマスソングから、それぞれの好きな楽曲まで、様々な音楽を聴きながら、素敵なクリスマスが過ごせますように。