きらびやかなステージ。スパンコールが照明に反射して、ドレスをまとったジャズピアニストが、そのきれいな指先を鍵盤に置く。その音色に惚れ惚れし、ふとピアニストの顔に目が行く…び、美人っ
そして、そのピアノに合わせてサックスを奏でる女性…び、美人っ
てな妄想はさておき、世の中に数多くいる女性ジャズプレイヤーのなかでも、特に美しさも兼ね備えた、そんな、神様から二物をもらっちゃった、美しきジャズプレイヤー達を、私の独断で、ご紹介させていただきたいと思います。
ピアニスト編
ダイアナ・クラール
私の特に好きなアルバムは「ザ・ルック・オブ・ラブ」以前、CDショップでジャズのアルバムを物色しているときに、ジャケットの美しさにひかれて購入。いわゆる、ジャケ買いしたのを思い出しました。その美貌は、モデルさんですか?と言いたくなるような容姿。
円熟した妖艶なヴォーカルに、割とタイトな力強いピアノの組み合わせ、最高です。声は低めで、そんな渋い雰囲気が最高です。グラミー賞も数回受賞する実力派ピアニスト・ヴォーカリストです。
ヴォーカリストで挙げるべきなのかもしれませんが、その美しくも力強いピアノの音色が特に好きなので、ピアノの音色にもぜひ注目していただきたくご紹介。
木住野佳子
世界を股にかけて活躍する女流ピアニスト。デビュー作の「フェアリー・テイル」の世界観は、聴くものを魅了します。おすすめアルバム「ホープ」
その昔、タモリさんが司会をしていた音楽番組に出演して、とっても素敵な演奏(ジャズスタンダート曲のビューティフル・ラブを、ピアノトリオで披露したのが今でも忘れられません。
大西順子
バークリー音楽大学を首席で卒業、デビュー作「ワウ」(WOW)をリリース後、長年日本のジャズシーンをリードしてきましたが、現在は、引退されています。おすすめアルバム「WOW」
この方の魅力は、なんといっても、その力強いが、繊細なピアノタッチ。聴いていてなんだかわくわくするような、そんな気分にさせてくれます。
サックスプレイヤー編
矢野沙織
10代の頃にデビュー、ビ・バップという、モダンジャズの起源といわれるスタイルに大きく影響されたその演奏スタイルは、聴くものを一瞬で虜にします。おすすめアルバム「サクラ・スタンプ」
怒涛の音の波のように押し寄せるサックスの音色に圧倒されます。このアルバムも、CDショップ物色中に、タイトルの面白さと、ジャケットの美しさにひかれて購入して聴き込みましたねぇ…って、どんだけジャケ買いしてるのっ
因みに、経歴などを見ていたら、小学校のブラスバンド部でたまたま担当したサックスの魅力にひかれて、どんどんその腕を磨いていったとか。出会うべきして出会った楽器なんでしょうね。うらやましい。
小林香織
Youtubeなどでも、その演奏を聴くことができますが、あ、美人。って感じ。スタイルもいいし、美人だし、そのメロディアスな演奏も卓越したものがあるし、と、ほんと、神様いろんなものを与えすぎちゃったんじゃない?なんて思っちゃいます。おすすめアルバム「メロディ」
アルバムの中でも、特に、ウィ・アー・オール・アローンなんて曲は、メロディアスな旋律が気持ちよく、ずっと聞いていたい気持ちにさせてれます。
メロディアスというニュアンスって、人それぞれなんでしょうけど、この方の演奏は、万人のメロディアスのツボ←勝手に命名、をうまーく押してくれる、絶妙な感じが、人気の一つでもあるのではないでしょうか。
ヴォーカリスト編
ケイコ・リー
ホームページのプロフィールを何気に見てびっくり。ピアノを独学で学び、その後、ジャズヴォーカリストへ転向、だそうです。ジャズピアノを独学って、すげぇ十数年前に、車のコマーシャルで、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」(原曲はQUEEN)の楽曲が採用され有名に。
色っぽい雰囲気がたまりません。
上記の曲が収録されているアルバム「ヴォイセズ」
akiko
透明感のある声質と、ジャズ特有の、少しフラットがかったような、音程を絶妙にコントロールしているような、そんなイメージを受ける、実力派シンガーの一人。おすすめアルバム「ホワッツ・ジャズ?」
以上、どの方もジャズ界を長年牽引し続けている、実力派のプレイヤーで、しかも美人、という、なんともうらやましい方々を、ご紹介させていただきました。またジャケ買いをしたくなってきたので、CDを漁ってみようかな。