小学校3年生ぐらいの誕生日の時だったと思います。
私は、母からかわいい女の子の形をしたオルゴールをプレゼントされました。
オルゴールの下にねじがあって、回せるだけ回してテーブルに置くと素敵なメロディーを奏でながら女の子は回ります…
その時の曲が「乙女の祈り」でした。

私は、この曲をオルゴールで出会ったのですが、皆さんはどこで知りましたか?
私にとって大好きな曲のひとつなんです♪

ちなみに「乙女の祈り」は27歳の若さで亡くなったポーランドの女流ピアニスト、テクラ・バダジェフスカ(1834-1861)の作品です。

それで、この曲にトライしてみましたが、とっても素敵だけどなんだかうまく弾けない(+_+)
悩みに悩んでこのページにたどり着いたそんなアナタに向けて、ものぐさピアニストの私から知っておくといいこと、弾き方などを伝授しますね!

乙女の祈りの難易度は?



全音ピアノピースでみるとCランクに位置付けられています。
(まあ、Cが妥当かなあとは思います。。)

五線譜をみると10連符など音数が多いので一見難しそう?めんどくさそう?に見えるかも知れませんが曲を骨格だけにしてしまえば、実はとてもシンプルな曲なんです。
後でそのことはご説明しますね♪

体格のモンダイかも?

そんなに難しい曲ではないのですが、オクターブを連続で弾いたり、7連符、10連符などを一気に弾く箇所があるので響きの良い音を出そうと思うとある程度大人の体付きの方が弾きやすいです。

やはり手が大きい方がオクターブは楽ですし、カラダが大きい方が手の方に体重をかけやすいですからね〜。

そういえば、前に子供の発表会で弾かせたいという親御さんがいましたが、レヴェル的には問題ないのですが、こういう問題でお断りしたこともありましたね。

生ピアノでの練習のススメ


あと、もしこの曲を普段は電子ピアノで練習していて、発表会で演奏するなんて機会がある人は、たまに生ピアノで練習する時間を作った方がよいかなと思います。生ピアノは楽器店がレンタルで時間貸しをしていたり、ピアノを置いてあるお店の営業時間外に弾かせてもらえたり、問い合わせてみると意外にチャンスがありますよ!

先ほどの体格のハナシにも通じますが、やはり手の方にもってくる体重のかけ方が生ピアノと電子ピアノでは違います。普段、電子ピアノで練習していて、いざ本番が生ピアノだとうまく音が鳴らない(入ってくれない、って言い方の方がいいかもです)可能性がなきにしもあらずでございます。。

こういう感覚は、後に難易度が高い曲を弾けるようになってくるとおのずとわかってくると思います。こうなるともうあなたの「ピアノ道」まっしぐらですよ!!

やっぱり生ピアノ買おうかな?

なーんて、気持ちにもなっちゃうかもですね(―_―)!!

「乙女の祈り」は実はシンプルらしい?!

ここで「乙女の祈り」の構成を見てみましょう♪

★イントロ(前奏)部分


冒頭4小節で、「乙女の祈り」の始まり、はじまり~♪
って感じですかね。

★テーマ部分


5小節目から12小節目までの8小節はこの曲のテーマになります。↑(動画0:18~)
短いのでオルゴールの素材にもぴったりなのがよくわかりますよね!(^^)!

この後の展開はこの8小節をもとにメロディフェイクでもいうのかな?アレンジした形のものが合計5パターンでてくるだけなんです。
もともとのメロディー自体は音数が少ないので、たくさん飾りの音を増やしたのが、実は7連符や10連符の正体なんです♪

★テーマの変形した部分
①13小節目~(0:45~) 
②21小節目~(1:12~)
③29小節目~(1:40~)この部分はヘ音記号の音域でメロディーを奏でていますね!
④37小節目~(2:07~)
⑤45小節目~(2:34~) ④と⑤は、ほとんど同じ進行でそれぞれの最後の小節目のみ違う。④では44小節目、⑤では52小節目。
※()は動画の再生位置

★アウトロ(後奏)部分

 
右手が、オクターブでの連打になる部分からが後奏ですね。↑(動画 3:02~)
この曲のいわばシメみたいなものです。

八分休符は少し長めにとる気持ちで次のオクターブ連打をまとめるように少し速め弾くとそれなりに恰好がつく雰囲気がでます。PIU ALLEGRO(今までより速く)となってますが、そのまま速く弾くとちょっとうっとおしくなるだけなので、気を付けてくださいね!

7連符と10連符のワナにはまるな!

(19,20小節目より↑(動画 1:05~1:10))

さて、この記事も佳境に入ってきました(笑)

この曲に取り組んで圧倒的に皆さんが悩まれるところが、どうも7連符と10連符がスムーズに弾けない(+_+)ということみたいです。

7連符というだけでドキドキしてませんか?
10連符というだけで無理!と決めつけてはいないですか?
その点はご無用。トリックがわかってしまえば簡単なハナシです。

手順1★7連符と10連符の使用されている音を調べてみよう!
今回は、10連符の箇所を取り上げてみます。

まず、19小節目の2拍目の10連符について。
実はここの10連符に使用されている音は左手で弾く和音で使われている音しかないのです。
なので、ここを例にとると、

左手で弾く和音で使われている音は、

下から、ファ、ラ♭、シ♭、レ 

ですね。

では、右手の10連符はというと、

シ♭、レ、ファ、ラ♭、シ♭、レ、ファ、ラ♭、シ♭、レ 

そうなんです。実は 同じ音 しか 使っていないんです!!

他の箇所も全部調べてみてください。
どこも同じ現象なんだということにお気づきになるかと思います。
たくさん弾くとなんだか豪華にきこえませんか?
それがさっきいってたトリックです。とても単純です。

では、次に行きましょう!!

手順2★10連符を克服するには?

先ほどの取り出した音列(シ♭、レ、ファ、ラ♭、シ♭、レ、ファ、ラ♭、シ♭、レ)
に1拍目の(レ、ファ、ラ)を付け足して、最初はゆっくり弾いていきます。
指番号は(1,2,3,4,1,2,3,4,1,2,3,4,5)になります。
最初のゆっくりな速さで弾くというのはかなりゆっくりと考えてよいです。

慣れてきたら少しずつ速度をあげていきます。
この時に気を付けてほしいのが最後のシ♭、レをしっかり弾ききることです。
両手で合わせて音がぬけそうなら、またゆっくりした速度に戻ってみてください。

他の箇所もこんな感じでチャレンジしてみてください。
この方法が私のおススメです!!

まとめ 

1,体格的にはオトナ向けの曲だと思う
2,できれば、生ピアノでの練習がおススメ!
3,曲の構成は意外にシンプル
4,この曲の難所?!7連符、10連符に挑戦

これであなたも華麗に「乙女の祈り」をクリアーできるはず!!
発表会を目前に控えてる人も安心して練習に取り組めるかなと思います。

あなたが素敵な演奏できるように祈ってますね♪